38℃の熱が出て入院した。病院から戻って、家にいても
電話が鳴るたびに心臓がドキドキとする。
悪化したのではないだろうか?肺炎を起こしたのではないだろうか?
不安が駆け巡る。
「老いていく」という事の意味、感覚が解からず忙しく走ってきてしまった私。
やっと母の気持ちが少しは汲み取れるような年齢になった。
子供たちが成人したからだろう。そして私自身が老いてきたから。
愛してやまない母をついUPしたくなるが・・・・
先日、南田洋子を介護する長門裕之の姿がTVに映っていた。
あんなにかいがいしく介護のできない私の僻み?いやいや!
やはり南田洋子はあんな姿でTVには出たくなかったのではないか。
長門裕之の自己満足ではないのか。介護する人々の励になったのだろうか。
もし自分が認知証になったら・・・人前にはやはり出たくない。
「躊躇せずさっさと病院に入れてね。」と主人に言った。
94歳の尊敬する母はどうだろう。
やはりこれから母の写真UPしないでおこうと思った。