感謝の一週間でした。



遠くから・・・忙しい中に・・・応援に・・・
逢いに・・・お買い物に・・・お話に・・・
たくさんお客様にご来場いただきました。
本当に感激の一週間でした!
焼物をずっと焼いてきて良かったぁ。
来ていただいたお客様のお顔を思い出しながら、
じみじみと幸せを反芻しています。

ホリデイ!

昨日個展を終えた。
一週間、新聞もテレビも見る間がなかった。いえ実際には半年の間、
土と火と、それを形作る為の自分の心との戦いに、毎日明け暮れていた。
そしてやっと区切りの付いた今日、まる一日、掃除と洗濯をした。
作陶の為に、日々の事を蹴散らしてきたような気がしたから・・・・
明日から丁寧に一日一日を過ごしたいと思った。
ホッ〜   シャンパンの酔いが残る今宵、
なんと1週間ぶりに一人、TV映画を見た。
ホリデイ!
数年前に、タイのチェンマイの友人の家と、私の日本の家で交換
ハウスエクスチェンジをした事を思い出す。
映画の中のような独身の場合と、現実の既婚者という以外には同じ設定である。
家や環境も同じ設定。
我が家は、築七十五年の古びた日本の家。
彼女の家は運転手、お手伝いさん付きの大きな素敵なお屋敷。
主人と私、結婚30年を過ぎてお互いに不平不満が溜まってきた頃、
日本の今のこの場の、絡まった糸の中では、
修復が難しいと思った頃だったと思い返す。
外国で2週間ほど暮らすうちに、これまで2人で乗り越えて生きてきた
呼吸のようなものを、取り戻したように思う。
通り過ぎてみて分かる、これが皆が陥る還暦時の、定年時の、離婚危機だったのか、
ハウスエクスチェンジのお陰で?!今も一緒に暮らしている。
ホリデイ!
まったく「素」の自分に気付くには、環境を変えてみる事に限る!ということのようだ。
同感である。
今回の個展の整理がついたら、そうだ一人旅に出る準備でもしよう!

石川 ハミ 作陶展

DMが出来てきました。

前回お願いしました。長崎きってのデザイナー吉田さんの
デザインです。とても素敵な写真とデザイン感謝いたします。

こちらに記載されています。http://d.hatena.ne.jp/cafemame/










ごあいさつ

「窯焚きは五体を割って心焼く」?17年忌を終えた先代の句です。

土を捏ね、ロクロをまわし、火に焼かれて歪んだ器に、

“清らかなもの”が宿るまで…との想いで窯の前に立ちます。

今回も作っては壊しの連続でした。

遠い道のりですが、先人の目指したところをめざして…

ご高覧、ご叱咤いただければ幸いに存じます。

                         石川ハミ

作陶三昧!

一ヶ月前から、お稽古ごとも、友人との食事も、
全部止めて、土に向かっている。
食事も相方が作ってくれる。
後片付けも息子がしてくれる。
いままで、土の前で1日過ごせたら、
どんなに幸せなことだろうと想像していたが、
それが実現した。
はじめは慣れずについお米をとごうとしたり、
そこらじゅうを雑巾がけしたり・・・
やっとほおって置けるようになった。
少し前まで、不安で夜中に目が覚めていたが、
そう言えばここ数日は良く眠れる。
やっと仕事にも乗ってきた。
窯焚きの期日は迫っている。

パン作り♪


今日はシナモンロールです。
炊飯器でご飯を炊くように、
パン焼器で朝食用のパンを焼く。
材料は選別したものばかりなのに、
う〜んと安上がりで
焼きたてのパンが食べられる幸せ。
なんでも自家製がいちばん!
良い香がしてきたぁ〜〜〜。
ふくれ弾ける!!!

冬の花火


昨夜、雲仙の夜空に花火があがった。
夏の花火と同じように、
ドーンと空気を揺さぶる音と共に
パチパチと色とりどりの光が飛び散る。
ただ冬の花火が違うのは、
冷えて澄んだ漆黒の夜空に
歓声が聞こえるでなく、
氷の破片が散るように
サーッと光も火も消えて
静寂が訪れる。
家の裏で一人
静かな花火を写す。